理事長あいさつ

新年おめでとうございます。

昨年は、1月の能登半島地震をはじめ、7月から9月にかけては台風や集中豪雨による土砂災害など、多くの自然災害が発生いたしました。被害に遭われた皆さまには心よりお見舞い申し上げます。

国内の景気は、長引く円安の影響により、原材料費・燃料費の高騰、物価上昇、人材確保のための賃上げや福利厚生の充実など、中小企業を取り巻く環境は依然として厳しい状況が続いております。

私どもあんしん財団は「中小企業の健全な発展と福祉の増進に寄与する」という目的のもと、災害補償および各種サービスを公平・確実に提供すべく、事業運営を行っております。中でも人材確保にお役立ていただける福利厚生サービス「あんしん財団WELBOX（ウェルボックス）」で人気の無料eラーニングは、本年1月15日より内容を拡充し、1500コース以上が利用可能となります。また、昨年4月から開始した従業員の皆さまの健康管理に役立つ「あんしん財団KENPOS（ケンポス）」も併せてご活用いただき、福利厚生の充実にお役立てください。

また、社会貢献活動として取り組んでおります「こども作文コンクール」は昨年11回目を迎え、前回を超える2万1680点ものご応募をいただきました。今回から新たなテーマ「みんなに伝えたい わたしの町」を追加し、本コンクールはさらなる広がりを見せております。

なお、皆さまにご愛読いただいております、広報誌『あんしんLife』は、2025年4月号より紙媒体からWebサイトへ完全移行をいたします。背景には環境に配慮したサステナブルな社会の実現に向け、その一端を担いたいという財団としての強い思いがあります。Webサイト化によって、これまで以上に経営のお役に立つ情報をご提供してまいりますので、ぜひご登録のうえお読みいただければ幸いです。

本年も中小企業の皆さまのお役に立つ、価値の高いサービスを提供してまいりますので、何卒、変わらぬお引き立てのほどよろしくお願いいたします。

一般財団法人あんしん財団
山岡 徹朗